5. MIDI打ち込みの基本操作


さてQuicktime音源もつかえるようになりましたので、 今回はMIDIを打ち込んでちょっとしたループみたいなものを作ってみましょう!
MIDIを入力するにはいくつか方法がありますので、作業しながら覚えていきましょう。






ではさっそく作っていきましょう。Project - Add Track - MIDI Track で MIDIトラックを作ります。
何トラック使うかわかりませんが、いくつ作っても動作が遅くなったりということはありませんので 少し余分に作っておきましょう。
ドラムトラック(10ch)はキック、スネア、ハットという具合に1トラックに1個の楽器を入れていきたいので、 いっぱい作っておきます。

ここでも Command + Shift + m とか、Command + Control + d などショートカットを使うと非常にスムーズにトラックが作れますので、ぜひショートカットを覚えましょう。

ショートカットを覚えよう!





MIDIトラックの準備ができたところで、コントロールウィンドを見てみましょう。



なんか妙に横に長いですね・・左側から、
ボタンがいっぱい並んでいるメインエリア、オーディオ、テンポコントロール、セレクション、モード選択ボタンと、 4つからなってます。
オーディオ、テンポ、セレクションは滅多に使わないので、各エリアの右上の三角を押して隠してしまいましょう。
するとすごいスマートな画面になります。

一番右のモード選択のエリアですが、全部で12個、ボタンがありますね。
アイコンがわかりやすいので、とりあえず全部ポチっと押してみてください。
このへんのボタンは間違って押してもパソコンが壊れることはないので、"これはなんだ?"と思ったらどんどん押してみましょう。 ここでトラックウィンドやイベントリスト、ピアノロールなど、MIDI打ち込みに欠かせない機能が集結しています。

というわけで、このボタンやメインのコントローラを使って、打ち込みをはじめましょう!









まず最初に、クリック的な刻みが欲しいので、16分でハイハットを入れたいと思います。
リアルタイムで鍵盤をチキチキ打つのはとても大変なので、シーケンス的に入れてみましょう!

では、Command - 8 と押してみてください。
図のようなStep Recordというウィンドが出てきました。おなじみですね。
recording on .. で選んだトラックに、真ん中の音符ごとにノートを入れていくツールです。
言葉にするのは難しいもんですね・・

ちょっと一回やってみましょう。
このウィンドがアクティブな状態で、鍵盤を叩いてみてください。
どーでしょうか?トラックウィンドのポインタがちょっとだけ進んで、ステップのウィンドのCurrent Step が音符ぶんだけ進んでますか? よし要領はわかったぞ、ということで、音符を16分に設定、Current Step を1.1.000に設定、これでがんがん打ち込んでいけばOKです。

と、調子にのって4小節いっぱい打ち込みました。8小節くらいないと寂しいので、この4小節をコピーペーストして8小節にしてみました。

これがまず1つ、 "Step Record" です。クリックやシーケンスを入れるときに非常に便利です。









ループするときはここを押せ!
ハットが入ったので、次はキックとスネアを入れていれて3点を完成させましょう。

これもステップで・・いやいや、せっかくだから別の方法で入れてみましょう。 次は"リアルタイム"です。
ある意味、操作としては一番簡単です。要領は普通のレコーディングとまったく一緒なので、 実にシンプルです。ではやってみましょう。
図を見てください。MIDIをレコーディングしたいトラックにレックをかけ、準備完了。ハヤッ。

ここで、テンキーの使い方を覚えてみましょう。リアルで録音していくと、テンキーの操作なくしては始まりません。

.(ピリオド) - キャレットの移動
Enter - 再生
3 - レコーディング
0 - 停止
なるほど!

たとえば、48小節目から再生したい場合は・・
.(ピリオド) → 48 → Enter

2小節目からレックしたいときは・・
.(ピリオド) → 2 → Enter → 3
となります。便利だ!

*ピリオドについて

トラックウィンドがアクティブの時にピリオドを押すと、コントローラの再生小節にカーソル(キャレット)が移動します。 ではこの状態でもう1回ピリオドを打つと? はい、小節の隣の拍数に移りました。もう1回押すと、、予想どおり、キャレットがTickに移ります。
下のほうでイベントリストによる入力の時も、キャレットを移動する際にピリオドを使います。

さてテンキーの使い方はもうバッチリですね!
では1小節目からレックを開始しましょう!!

ちなみに、ループボタンを押しておくと、ループポイントが出てくるので 再生するときにちょっと便利ですよ。

これが2つめ、 "リアルタイム" です。実際はほとんどこの方法を使うと思います。





リアルタイムでレコーディングしてみたのですが、調子が悪いのか、どうもうまくリズムに乗れません。言い訳でしたスミマセン。 というわけで、僕のようにリズム感が悪いヤツでもばっちり修正してくれる"クオンタイズ"をやってみましょう。 Command - 0 と押してみてください。 図のようなQuontizeというウィンドが出てきました。 これまたおなじみですね。お馴染み過ぎて悲しくなってきます。

修正したい部分を選んで、あわせたい拍数をセットして、Applyでおしまいです。 クオンタイズをやる前とやった後を聞き比べてみると、天才的なリズム感に変身しています。
なるべくお世話になりたくない機能ですね・・

swing.. にチェックを入れて、数値を変えてクオンタイズすると、ハネた感じになります。 慣れるまでは使いこなせないかもしれませんが、いろいろイジって遊んでみましょう。

というわけで、リアルタイムで入力したものをステップでやったかのようにピタっとしたリズムに修正できるようになりましたので、 ドラムはバッチリOKです。 やっと楽器に移れますね!





後は上のようなことを繰り返すだけなので、なぜか一気にピアノとベースとギターが増えました。 生っぽいファンキーなループにしたいので、クオンタイズをかけないで自分の力で打ち込んでみました!がんばった! 正直言うと、ベースだけクオンタイズしました

繰り返し再生してると、どうも寂しい、、ギタリストの僕としては、16分のカッティングなんぞを入れたくなってきました。 16分をリアルで入れるのも何時間かかるかわかりませんし、ステップでやるのも芸がないので、今度は別の方法で入力してみましょう。





では、ギターのトラックをダブルクリックして、イベントリストを出して見ましょう。
図のように、ここの、"I" を押して、"Note"を選びます。
すると・・

おぉ。こんなんなりました。これで、note(音程) - on Velocity(強さ) - Off Velocity - Duration(長さ) と順番に入れていきます。

無事入力し終えたら、Command + C → Command + Mマージします。
マージするとキャレットがあるタイミング(この場合だと2.1.000)に入力されます。


マージを繰り返し、tickを0,120,240,360とズラして、ちょっと跳ねた感じにクオンタイズしました。


これが3つめ、直接インサートです。数値的に入力できるので、MIDIの中身を完璧に把握できます。 一見面倒くさそうですが、ひとたびこの方法になれてしまうと超高速で入力できるようになりますので、 ぜひ1度試してみてください。








カーソルが変わったぞ!
上で1拍ぶんだけカッティングを作ったので、これをコピペで増やしましょう。 1拍だけだとトラックウィンドでは編集しづらいですし、もともと入力されているフレーズがあるのでイベントリストでも編集しづらい・・ というわけで、こんなとき便利なのがピアノロールです。

ピアノロールは視覚的にMIDIを見ることができるので、非常に直感的に操作できます。
左の図を見てみると、上のほうにリアルに弾いた音、下のほうにイベントリストでインサートした音があります。 よく見ると色が違いますね・・上のほうは濃いのに、下のほうは薄い・・これはベロシティが強ければ色も濃いためです。
では、早速コピペをはじめましょう。
下のほうのノートを選らんだら、Optionを押したままドラッグして見ましょう。 おおぉ!マウスカーソルが変わった!なんかチョキのような、グッバイ!のような、ゲッツのような、なんともいえない手の形になりました。 この状態でマウスを目的の場所までもってってドラッグを離すと、見事ペーストできました!すばらしい!
ためしに、ドラッグの途中にCommandも押してみると、グリッドに沿って動いてくれます。これまたすばらしい!
というわけで、ガンガンペーストしていきました。↓。


このように、オプション+ドラッグはdpに限らず、Macの操作で非常によく使うので、覚えておきましょう!





いやー長かった・・これでついに完成ですね!
MIDIを入力する方法は、たいだいこんな感じです。テンキーの使い方やクオンタイズなど、覚えればかなり作業がスムーズになることが 満載だったので、いろいろトライしてみましょう!





今回はずいぶん長く書いてしまいました、これでMIDIの打ち込みの方法はバッチリですね! MIDIを入力する方法は人によってかなり違うので、自分で実際に操作してみて 自分なりの方法を見つけ出しましょう。
ではお次はDPのDPたる所以、オーディオレコーディングにトライ!

dp4研究!6 =Macのみでオーディオレコーディング!=




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